2016.09.25食事

食生活の変化で長生きに？昔と今、犬の食事の変化と平均寿命について

昔と比べて、犬の平均寿命が大きく延びていることをご存じですか？その要因には犬の食生活の変化が挙げられます。食事や生活スタイルも違う今と昔、具体的には一体どのような変化によって平均寿命が変化してきたのでしょうか。

今回は、昔と今で異なる犬の食事と平均寿命についてご紹介します。

犬の食事の変化

現在の犬の食事は、昔と比べて選択肢が大きく広がりました。昔は人間と同じ食事が与えられることが多かったのですが、今では犬専用の食事を与えられることが主流です。

昔の食事

昔は人間の残飯を犬に与えることも多く、味噌汁にご飯を入れたものや、野菜や肉の切れ端などが与えられていました。しかし、残飯ばかりの食事は栄養が偏ること、塩分過多になってしまうことなどから、犬の健康面を考えるとけして良質な食事とはいえません。

また、人間には問題ない食材でも犬の体には害を及ぼすものもあり、昔の人は知らずに犬に食べさせてしまっていたこともあったでしょう。

ドッグフードについても今ほどは種類が多くなく、大型犬と小型犬、あるいは若い犬と高齢の犬で同じ食事が与えられるということもありました。

今の食事

現在ではさまざまなドッグフードが開発され、犬に必要な栄養素が考えられた食事が与えられるようになりました。犬種や年齢にあわせてドッグフードの種類も細分化され、各犬種の個性や好みに合わせた食事を選ぶこともできます。

味や食感なども研究され、単に栄養価が高いだけではなく、犬にとっておいしいと感じられるドッグフードも開発されており、犬の食事は昔と比較してかなり進歩しているといえるでしょう。また、ドッグフードにカロリー表記があることで、肥満あるいは痩せすぎないようにコントロールしやすいことも現在の食事の大きな特徴です。

さらにはオーガニックフードや無添加フードなど、高品質のドッグフードも登場しています。

犬の平均寿命

食生活の変化により、栄養をバランスよく摂取できるようになった結果、犬の寿命は昔よりも大きく延びています。

昭和58年代では、犬の平均寿命は8歳にも満たなかったという調査結果があるのに対し、今では10歳～13歳程度まで生きることが一般的です。とくに大型犬と比べて成長の遅い小型犬では、平均寿命が15歳ほどといわれています。平均寿命が延びたことで、病気にかかるリスクも高まるという面もありますが、食生活の変化によって、愛犬と過ごす時間が長く持てるようになったともいえるでしょう。

食事による健康状態の変化

犬は人間よりも肉食寄りのため、人間と同じ食事内容では栄養が偏ってしまいます。また、最近ではタマネギやチョコレートが犬にとって有害であることが解明され、与えないように注意する飼い主が増えましたが、昔はそうと知らずに与えられ体調を崩していた犬も多くいました。

今では犬の体調に合わせたドッグフードが与えられるようになり、犬の健康状況が大きく改善されました。例えば、犬種によっては生まれつき骨や関節が弱かったり、目が弱かったりといった犬もいますが、今ではこういった個体ごとの違いにも対応できます。

ドッグフード自体も多様化していますが、さらには健康補助食品として犬用のサプリメントも登場し、食事だけではカバーしきれない栄養素を手軽に補うことができるようになっているのです。

おわりに

犬の食事に気を配ることは、愛犬を長生きさせるためには重要です。栄養ある食事は、健康な体を長く保つうえでも役立ちます。

しかし、食事のみで必要な栄養素を全てまかなうのは少し大変かもしれません。そういった場合は、サプリメントを使用しましょう。

栄養の偏り、日々の食事で足りない栄養素を補充するために19種類もの栄養素を摂取できるサプリメントや、年齢に連れて弱くなってくる関節に効くコラーゲン・グルコサミンを含む5つの関節成分が入ったサプリメント、乳酸菌種の4つがブレンドされた整腸作用のあるサプリメントなど、健康を維持するためのサプリメントの種類もさまざまなタイプがあります。特にペット先進国アメリカで評価の高いサプリメントが近年日本でも人気を集めており、カプセル・パウダー・液体など、多くの投与方法があるためさまざまな犬のタイプに合わせて与えることができます。

【必要な栄養素を補充するサプリメント】

http://www.matsunami-shop.com/fs/animal/c/m0318

若いころから犬種や体調に合わせたドッグフードを選んだり、サプリメントで栄養素を補ってあげたりすることで、できるだけ長く健康で過ごせるようにサポートしてあげましょう。