ノミ・ダニにも要注意!海山川へのアウトドアを愛犬と楽しむポイントとは
アウトドアに出掛ける際、愛犬も一緒に連れていこうかどうか考える飼い主もいらっしゃるかと思います。愛犬が一緒であれば楽しみもより一層増しますが、愛犬とのお出掛けにおいて気を付けるべき点についてきちんとご存じでしょうか?
ノミやダニに注意するなど、アウトドアでは愛犬を危険から守ってあげましょう。今回は、海山川へのアウトドアを愛犬と楽しむポイントについてご紹介します。
愛犬とアウトドアを楽しむ際に用意するべきもの
まず、犬をつないでおくためのペグやリードは、言うまでもなく必ず持って行きましょう。ペグは釘のような形状の道具で、地面に突き刺しリードをつないでおくことができます。リードを外して愛犬を自由に運動させることのできる「ドッグラン」がない場所では、リードなしで行動させることはマナー違反です。他のお客さんや犬とのトラブル防止のためにも絶対に忘れてはいけません。
また、水を飲むための犬用水筒や排泄物処理グッズなど、いつものお散歩で使用するアイテムも必需品です。特に、環境を汚さないためにも排泄物処理グッズは必ず用意しましょう。
愛犬とアウトドアに出掛ける際に、あると便利なのが迷子札です。迷子札は愛犬の名前や飼い主の電話番号などを載せた札のことで、首輪に取り付けます。迷子札を付けることによって、知らない土地で愛犬が迷子になった際に、見つかる可能性が高くなるでしょう。
また迷子札と同様に、迷子になった際に有効なのがマイクロチップです。このマイクロチップを猫に使用すれば、身元やや体温なども把握できるだけでなく、動物病院のカルテとリンクしていれば病院を変わった際にも情報のやりとりが用意になります。
海や川など、愛犬が水にぬれる可能性のある場所に行く際は、犬用のタオルを多めに持って行くことをおすすめします。この他にも、犬用のライフジャケットやゴーグルなど、アウトドアの場所によって必要な持ち物は変わるでしょう。
アウトドアでのノミ・ダニ対策
犬とアウトドアに行く際、ノミやダニなどの害虫による被害も心配です。ノミやダニは草むらに潜んでおり、刺された場合かゆみや炎症を引き起こすだけでなく貧血やアレルギー性皮膚炎を始めとした症状の原因にもなります。特に、山や川は草むらが多く、ノミ・ダニ対策は必要不可欠といえるでしょう。
ノミやダニの予防対策には、犬用の駆除薬・予防薬を使用します。駆除薬・予防薬を選ぶ際は、正しく効果が得られるかという点を重視してください。実際に使用する前に動物病院の方に相談して、愛犬に合うかどうかを確認してから出掛ける数日前に投与しましょう。
お出掛け先でなるべく愛犬が草むらに入らないように気を付けるだけでなく、日頃から定期的にシャンプーをしてあげることにも予防効果があります。また、ノミやダニは人も狙うため、飼い主も肌が隠れる格好をするなどしっかり対策を行いましょう。
犬とアウトドアへ行くのに適した季節とは
アウトドアを楽しむためには、お出掛けする季節選びも大切です。犬種によっては暑さや寒さに弱い場合があるため、体調不良になることを避けるためにも愛犬の特徴に合わせてお出掛けする時期を決めましょう。
初めてアウトドアに行く犬の場合は、暑くも寒くもなく過ごしやすい秋の初め頃から冬の初め頃くらいの時期がおすすめです。
夏の場合、暑さからくる熱射病も心配ですが、夏休みの時期ということもあって小さい子どもと一緒に来ているファミリーも多く、さまざまなトラブルが発生しやすい季節のため避けた方が良いでしょう。
また、同じように愛犬を連れてきている方も少なくありません。愛犬同士が仲良くなれれば良いですが、けんかになってしまうこともよくあることのため、飼い主が注意して見てあげることが大切です。
日本には豊かな四季があり、それぞれの季節ごとにアウトドアの楽しみがあります。愛犬と一緒なら、さらに楽しみが広がることでしょう。ただ、そのためには注意しなければならないことがあります。
まずは、排泄物の処理。外出先に廃棄できる場所があるとは限らないため、自宅まで持ち帰る可能性を考慮しましょう。この際、処理した先の排泄物がにおわないこと、衛生的であることがポイントです。
次に、ノミ・ダニ対策。アウトドアではいつもより草むらや水の中に入る機会が増えます。ノミ・ダニ対策をしていないと、自分の犬だけでなく、他の犬にも感染させてしまうことが大いに考えられます。皮膚にポタッと薬液を落とすタイプの予防薬なら、1度でノミに対して1~3カ月間、マダニに対して1カ月間の防御効果があり、簡単かつ確実な予防法としておすすめです。
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おわりに
愛犬と海山川などのアウトドアに出掛ける際は、必需品やあると便利なグッズを用意し、害虫対策をしっかり行った上で楽しみましょう。
場所や施設によって決められたマナーが異なるため、お出掛け先のマナーがどのような内容になっているのか確認することも大切です。
今回ご紹介したことを踏まえて、愛犬と出掛ける楽しいアウトドアの計画を立ててみてください。
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