2016.12.30健康

猫が誤飲をしてしまったら?異物を飲み込んだ猫に見られる症状と対策

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異物を飲み込んだ猫に見られる症状と対策

ふと気がつけば、猫の挙動がおかしい、と感じたことはありませんか。猫が吐きそうなしぐさをしたり、ぐったりして苦しそうだったり、そんなときは異物を飲み込んでしまっているかもしれません。そのため今回は、猫が誤飲をした際の症状と対策についてご紹介します。

 

誤飲をした猫に見られる症状と対策

飼い主がふと猫から目を離したときや、遊んでいるときなど、何かの拍子に誤って異物を飲み込んでしまうことがあります。もしも次のような症状が見られたら、誤飲をしてしまった可能性があります。

 

【症状】

・ぐったりしていて元気がない。

・呼吸が苦しそう。

・何も食べていないのに口をパクパクさせている。

・大量のヨダレが出ている。

・吐こうとしている。

・食欲がない。

 

猫が誤飲してしまうと、異物が喉や食道や胃のあたりに詰まってしまう恐れがあります。よって呼吸困難になったり、胃の粘膜を傷つけたりしてしまうため、注意が必要です。また、異物が小腸に到達して腸閉塞を起こしたり、誤飲したものによっては腸に巻きついたりしてしまうと、猫の命にもかかわります。

次に猫が誤飲をしてしまわないように、自宅でできる対策をご紹介します。

 

【対策】

・猫が遊んだおもちゃはすぐに片付ける。

・小さい小物や文房具などは蓋付きの入れ物へ。

・猫の届くところに危険なものは置かない。

・食事で使用したスプーンや箸は、猫が匂いで惹かれやすいため、すぐに洗い片付ける。

 

猫は人間が「なぜこんなものを飲むのだろう」というものを誤飲してしまいます。例えば、おもちゃの紐、スーパーの袋、輪ゴムやボタンなどさまざまです。そのため掃除や片付けはこまめに行って、常に家全体をきれいにしておき、猫の誤飲を防ぎましょう。

もしも猫が誤飲をしてしまったら、速やかに動物病院へ連れて行ってあげましょう。X線や超音波などの検査を受けて、獣医師による診断をしてもらえば安心できます。症状によってはX線や超音波の検査後、嘔吐を促進する静脈注射により異物を吐き出させる、オキシフルを飲ませ吐き出させる、内視鏡で取り出す、開腹手術などの処置がとられることもあります。

 

猫が誤飲しやすいものとは

猫が誤飲しやすいもの家の中には、猫が間違って食べてしまうものがたくさんあります。例えば、猫用のおもちゃや、ティッシュや段ボールなどの紙や、布などです。ビニール袋の誤飲も多いと言われています。また、先の尖った爪楊枝や針にも注意しましょう。

意外にも飲み込んだ後の危険性が高いのが、糸やリボンなどの紐状のものです。好奇心旺盛な猫は、気になるものをなんでも口に入れてしまう習性があります。これらの異物を猫の手の届かないところ、目に入らないところにしまっておくなど対策しておきましょう。

 

人間の食べ物も猫にとっては危険

人間の食べ物も猫にとっては危険人間にとっては安全な食べ物でも、猫にとっては命に関わる危険な異物であるものがあります。人間の食べ物は絶対に猫に与えないのはもちろん、ちょっと目を離した隙に口に入れることのないよう、きちんと管理しておきましょう。

 

 

 

【猫にとって危険な食べ物】

・チョコレート、キシリトールガム

・ぶどう、玉ネギ、長ネギ、アボカド、イカ、タコ、エビ、カニ、貝類

・タバコ

 

猫がチョコレートやキシリトールガムを誤飲すると、嘔吐や下痢を起こし、最悪の場合は命を落とす可能性があります。他にも野菜や果物、魚介類も猫にとっては誤飲すると危ないです。また、食べ物ではありませんがタバコも触らせないよう、必ず猫の手が届かないところに保管しましょう。

 

おわりに

今回は、猫が誤飲をしてしまったときの症状と対策についてご紹介しました。

猫の誤飲は最悪の場合、命にかかわる大変危険な行動です。そのため猫の誤飲にはくれぐれも気を付けておく必要があります。

猫が誤飲をしそうなものは、猫の近くに置かないよう管理を徹底し、猫の様子がいつもと違う、体調が悪そう、などの変化にも気付いてあげることが大切です。このような、猫の誤飲に対する飼い主の心構えも、猫が安心して暮らせる環境づくりにつながります。

 

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松波動物メディカル通信販売部本店公式ブログ

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わたしたちは創立1974年以来、愛知県名古屋市内で動物病院ペットの健康管理をトータルサポートし続けています。当院は犬・猫をはじめとする小動物の診療を主体として、トリミング、しつけ教室、ペットホテル、通信販売など、さまざまなペットケアサービスをワンストップで展開しています。

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