新しい気持ちでスタート!愛するペットとの生活を豊かにする目標設定と見直しガイド

愛犬・愛猫との生活は、私たちに計り知れない喜びと癒やしを与えてくれます。
しかし、その健やかな日々を維持するためには、飼い主としての意識的な目標設定と定期的な見直しが不可欠です。
この記事では新しい年や新しい季節を迎えるにあたってやるべき、健康管理、ペット保険、フードの選択、防災管理の、「目標」「振り返り」「見直し」について解説します。
愛する家族の健康と未来を守るために、新年から行動にうつしましょう。
健康管理の目標:次のステップに進むための健診計画
ペットの健康を維持するための目標設定は、「病気の早期発見」に焦点を当てることが重要です。
特に犬や猫は、病気を隠すのが上手なため、飼い主さんが気づいた時には病気が進行していることが少なくありません。
定期健康診断の徹底と見直し
まず、現在の愛犬・愛猫の年齢と既往歴に基づき、「次の健康診断で何を受けるか」を具体的に計画します。
<年齢 :検討すべき検査の例>
若齢期(〜6歳程度):身体検査、血液検査(生化学・血球)、便検査、尿検査
シニア期(7歳以上):上記に加え、レントゲン検査(胸部・腹部)、腹部超音波検査(エコー)、甲状腺ホルモン検査(猫)、眼圧検査(緑内障チェック)などを追加で検討
目標の立て方
「今年は健康診断を受ける」ではなく、「〇日に腹部エコー検査を含むシニア健診を予約する」といった具体的な日程と内容を決めましょう。
前回までの健診結果を振り返り、「異常値が出ていた項目」や「年齢的にリスクが高まる項目」に焦点を当て、獣医師と相談して次回の検査項目を決定することが目標です。
シニアの子では、半年に一度の健診を目標に設定することで、病気の進行をより早くキャッチできる可能性が高まります。
ペット保険の検討と見直し
ペットの医療費は人間と異なり全額自己負担となるため、高額になりがちです。
経済的な不安なく最善の治療を選択できるように、ペット保険について目標を立てて見直しを行いましょう。
加入・継続・プラン変更の検討
未加入の場合の目標: 今年中に複数の保険会社のプランを比較し、プランに加入することを目標にします。
特に、愛犬・愛猫がシニア期に入る前に加入を検討することは非常に重要です。
<加入中の場合の見直し>
現在の契約内容が、愛犬・愛猫の年齢や健康状態、そしてご自身の経済状況に合っているかを振り返ります。
「保険料の払いやすさ」と「補償内容」のバランスが取れているか。
現在、慢性疾患を抱えている場合、その治療が「補償の対象外」となっていないか。
手術のみに特化したプランや、通院・入院・手術を広くカバーするプランなど、ご自身のニーズに合っているかを確認し、必要に応じてプラン変更を検討することを目標とします。
「現在の保険プランの補償上限額と自己負担割合を再確認し、来月の更新前に補償内容を一段階上げるか検討する」といった明確な行動目標を設定しましょう。
最適なフードの選択と評価
フードは、健康の基本です。
愛犬・愛猫の「年齢」、「生活スタイル(運動量)」、「体型(ボディコンディションスコア:BCS)」、そして何よりも「フードとの相性」を考慮して、最適な食事を与えられているかを定期的に見直すことが目標です。
フードの適正評価と目標設定
<体型の振り返り>
現在のフードが適量であるかを、BCSに基づき評価します。
肋骨がすぐに感じられるか、ウエストのくびれがあるかを確認し、「BCS9段階中、理想的な5/9を維持する」ことを目標としましょう。
太り気味(7や8)であれば、給与量やカロリー密度を見直す目標を立てます。
▼体重に関する詳しいコラムはこちら
<ライフステージの考慮>
子犬・子猫用から成犬・成猫用へ、そしてシニア用へと切り替えるタイミングを逃していませんか?
特にシニア期では、消化のしやすさや関節サポート成分、低カロリー設計などが重要になります。
「〇歳になったら、現在のフードからシニアサポートに特化したフードに切り替える」という切り替え目標を設定します。
<フードとの相性の見直し>
今のフードが合っているかどうかは、「便の状態」、「皮膚や被毛の状態」、そして「食いつき」で判断します。
「便が常に柔らかい、または皮膚の痒みが改善しない場合、2ヶ月以内にグレインフリーやアレルギー対応フードを試す」といった具体的な改善目標を立てましょう。
振り返りと継続の目標:生活の質(QOL)向上
日々の目標だけでなく、愛犬・愛猫の「心の健康」や「生活の質(QOL)」を向上させるための目標も重要です。
<行動と環境の振り返り>
愛犬が散歩で楽しそうにしているか、愛猫が隠れられる安心できるスペースがあるかなど、ペットがストレスなく暮らせる環境を提供できているか振り返りましょう。
<目標設定の例>
「週に1回、新しいおもちゃを使った15分間の知育遊びを取り入れる」
「猫のために、高い場所へのステップや窓辺の休憩スペースを一つ増設する」
これらの目標を立て、定期的にカレンダーやノートに記録し、振り返りを行うことで、私たちは愛するペットの健康と幸福を、より確実なものにすることができます。
ペットの防災の見直し
災害はいつどこで起こるかわかりません。いざという時に愛犬・愛猫の命を守り、共に安全に避難できるよう、年始に確認しておくべき重要なポイントを整理しましょう。
期限のチェック
最も重要なのが「備蓄品」の賞味期限と使用期限のチェックです。
ペット用の避難袋を用意していても、中身が古くなっていては意味がありません。
特にフードや水は、最低でも5日分、できれば7日分以上を用意しておくのが理想的です。
<フードと薬>
ドライフードは酸化しやすく、期限が切れると風味だけでなく栄養価も損なわれます。
年始のタイミングで袋の奥まで点検し、期限が近いものは日常の食事で使い、新しいものを補充する「ローリングストック」を習慣化しましょう。
また、常備薬や療法食が必要な子の場合は、予備が十分にあるか、処方箋のコピーが最新のものかを確認してください。
<防災用品>
避難用具のメンテナンスと「サイズ確認」です。
キャリーバッグやケージ、リード、ハーネスに劣化や破損がないか細かくチェックします。
特に、プラスチック製のキャリーは経年劣化で割れやすくなっていたり、金具が錆びていたりすることがあります。
また、この一年でペットの体重や体型が変わっている場合、これまでのハーネスが窮屈になっていないか、実際に装着して確認することが大切です。
避難所での生活を想定し、キャリーの中で落ち着いて過ごせるか、久しぶりに「ハウス」の練習をしてみるのも良いでしょう。
<個体識別>
迷子対策の再確認も欠かせません。
災害時のパニックでペットが逸走してしまうケースは非常に多いです。
首輪の迷子札の印字が消えかかっていないか、電話番号に変更はないかを点検してください。
マイクロチップを装着している場合は、登録情報が最新のものになっているか、日本獣医師会などの登録サイトで確認しておきましょう。
住所や電話番号が変わったのに更新を忘れていると、保護された際に連絡がつきません。
<避難場所>
最後に、地域の避難所情報の見直しです。自治体のハザードマップを改めて確認し、ペット同行避難が可能な避難所はどこか、どのようなルールがあるかを再把握してください。
年始の数十分をこの確認に充てるだけで、万が一の際の生存率は大きく変わります。
「今年もこの子と健やかに過ごす」という願いを込めて、防災点検を毎年の恒例行事にしていきましょう。
<目標設定>
いつ災害がおきてもおかしくはないと改めて確認し、年始の時間がある時にすぐに防災の確認を行いましょう。
まとめ
大切だと思っていても確認できていないこと、すぐにやらなくても良いと思っていること、時間がなくてできていないこと、それらを見直して目標をたて、行動に移していけるのが年始です。
ぜひ新しい一年がペットにとっても良い年になるよう、年始から動き出しましょう。

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