2020.02.04おしらせ , しつけ

当院のドッグトレーナーのご紹介

はじめまして！名古屋市にあります松波動物病院メディカルセンターのドッグトレーナー部署主任の森夕花といいます。これから皆様とパートナーとの暮らしに役立つお話しや当院でのトレーニングの取り組みなどをご紹介させていただけたらと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。

今回は、私の自己紹介や動物病院での業務について少しご紹介させていただけたらと思います。

【私の目標！】

ドッグトレーナーを目指すようになったのは小学４年生の頃です。物心ついた時から犬が大好きだった私は、新聞の記事で見つけた犬猫の殺処分問題に大きなショックを受けました。飼主が愛犬を保健所へ連れていってしまう理由は、たくさんあり、転居や結婚出産などの家族編成の変化などたくさんありますが、その中の１つは「しつけ」であると知り「私がトレーナーになって殺処分されてしまう子を減らす！」と幼心に心に決めました。念願叶ってドッグトレーナーとして働かせていただいている今、１組でも多くのパートナーとの素敵な暮らしをご提案できるように、日々精進しております。

【私の先生】

トイプードルの愛犬「ゆず」と「ぽんず」はトレーニングのことだけではなく、犬との暮らしの楽しさ、大変さ、命の責任、たくさんのことを教えてくれました。今思えば、学び始めたばかりのまるっきり初心者である私に付き合わされて犬達は大変だったと思います。ああでもないこうでもないとたくさんの時間を使ってトレーニングの技術を磨いていきました。そしていくつかのトレーニング試験に挑戦し、合格をもらったことは、私の自慢でもあり、自信になりました。２頭ともシニアの年代になった現在は、これまでの感謝の気持ちを込めながらゆっくりと年を重ねてもらえるように過ごしていきたいです。

【動物病院のトレーナー】

診察や手術・病気の治療が中心となる動物病院でトレーナーの仕事ってどんなこと？と思われるかもしれません。松波動物病院メディカルセンターでは、現在５名のトレーナーが在籍しており、トレーニングについてのご相談や暮らし方のアドバイスをさせていただいております。困った行動を修正していくマンツーマンクラスや、子犬同士で触れ合い方やお手入れの仕方を学ぶグループレッスン、キンダーガーテン（犬のようちえん）を行っています。動物病院ならではというところですと、診察中に行動に関するご相談や、獣医師からこれは行動に関連する問題なのでは？…と疑われる場合、その場でトレーナーと話をすることができます。

【キンダーガーテン】

近頃少しずつ広まってきた犬のようちえん。当院では、10年程前からキンダーガーテンのサービスを開始しました。「ようちえん」といいますが、子犬からシニアまでどの年齢でもご利用いただけます。人間の幼稚園をイメージしてみてください。キンダーガーテンは、当院でご愛犬をお預かりするサービスです。パパ・ママのお仕事前に登園し、他のお友達と遊んでエネルギー発散をしたり、トレーナーと一緒にお勉強して頭を使ったりして、お家に帰ります。特に若い子は、エネルギーの発散不足によりお家で困った行動を起こしてしまうことがよくあります。その日のエネルギーをしっかり使い、お家では程よく疲れていることもあり、お利口さんに過ごすことができます。当院インスタグラムで様子をご覧いただけます。お家では見られない他のお友達と楽しそうに遊んでいる姿には、パパ・ママでなくても見ていてほっこりしますよ。

今回は、私の簡単な自己紹介を書かせていただきました。これからも、ご家族とパートナーとの暮らしに役立つ情報やしつけのことなどをご紹介していきたいと思います。たまには動画なども上げていきたいと思っていますので、宜しくお願い申し上げます。

松波動物病院メディカルセンター　ドッグトレーナー　森夕花