2017.08.09健康

お留守番が多い猫の暑さ対策グッズ。ペット用クーラーは必要?

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お留守番が多い猫の暑さ対策近年、気温が40℃近くに迫る日もあるほど、夏の暑さが猛威をふるっています。猫にも涼しく快適な環境を用意してあげたいものですね。そこで今回は、猫のお留守番中の暑さ対策についてご紹介します。

 

お留守番の多い猫には、クーラー必須?

クーラー必須猫は、暑さを苦手とする生き物です。気温が30℃を超える夏場のお留守番では、クーラーをつけてあげましょう。猫は緊張状態に陥ると肉球に汗をかきますが、その汗によって体温調節を行うことはできません。
また、全身が体毛で覆われている猫は、人間よりも体に熱がこもりやすいという特徴があります。そのため、猫が快適に暮らせる温度である26~28℃に保つよう、冷房機器を活用しましょう。ただし、人工的な風を嫌がる猫もいますから、弱風にして風を当てないよう注意してあげてください。

 

ペット用クーラーは必要に応じて用意しよう

室内全体の温度調節をするクーラーの他に、小さなファンで涼しい風を送り出す、ペット用クーラーの利用もおすすめです。室内が快適な温度に保たれているのであれば、ペット用クーラーは必要ではありませんが、暑がるようであれば必要に応じて用意しましょう。その際は人間用の扇風機など、猫のいたずらによってケガをする恐れのある機器の使用は控え、猫用に作られた安全性の高いペット用クーラーを選んでください。

猫をお留守番させるときの暑さ対策

猫をお留守番させるときの暑さ対策次に、猫をお留守番させるときに実施したい暑さ対策についてお伝えします。厳しい夏の暑さから猫の体を守るために、しっかりと準備しましょう。

・室温を28℃前後に設定する
・水分補給ができる環境を整える
・遮光カーテンを使用する
・室内のドアを開放し、暑さから逃げられる場所を作る
・循環式給水器を利用する

 
猫のお留守番中の暑さ対策として、エアコンの温度を28℃前後に設定することをおすすめします。さらに、外からの日差しを遮り室内温度の上昇を防ぐため、遮光カーテンの活用も有効です。室内のドアは開放して空気の流れを作るとともに、猫が暑いと感じたときに自由に室内を移動できる環境にします。

 
また、猫が水分不足にならないよう、循環式給水器も利用しましょう。循環式給水器は猫の水分不足を防ぐだけではなく、水がフィルターを通り常に循環しているためきれいな状態です。見た目がきれいな水を好む猫は多く、水を飲んでくれるきっかけにもなります。ぜひ室内への設置を検討してはいかがでしょうか。

 

猫におすすめの暑さ対策グッズ

猫の留守番中にエアコンを使用しながら節電もしたい、と考える方もいらっしゃるでしょう。そこで、エアコン以外のおすすめの暑さ対策グッズについてご紹介します。エアコンとこれらの暑さ対策グッズをうまく併用し、猫も飼い主も暑い夏を快適に乗り切りましょう。

・アルミシート
・大理石プレート
・ひんやりベッド
・凍らせたペットボトル・保冷剤

これらの暑さ対策グッズは、猫の休憩場所に設置するものです。冷感のある素材を使用しているアルミシートや大理石プレート、ひんやりベッドは、猫がその上に乗ることで心地良い冷たさを得られるようになっています。また、凍らせたペットボトルや保冷剤で猫の休憩場所を囲み、簡易的なアイスベッドを用意しても良いでしょう。ただし、猫が直接凍らせたペットボトルや保冷剤に触れることがないよう、タオルなどで巻くことをおすすめします。

 

おわりに

今回は、留守番が多い猫の暑さ対策についてご紹介しました。暑さを苦手とする猫のお留守番中には、室温を28℃前後に保つことと、水分不足にならないように水を用意することが大切です。
また、必要に応じてペット用クーラーや、その他の暑さ対策グッズを導入しましょう。

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松波動物メディカル通信販売部本店公式ブログ

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わたしたちは創立1974年以来、愛知県名古屋市内で動物病院ペットの健康管理をトータルサポートし続けています。当院は犬・猫をはじめとする小動物の診療を主体として、トリミング、しつけ教室、ペットホテル、通信販売など、さまざまなペットケアサービスをワンストップで展開しています。