2017.12.15食事

猫の老化のサインは?高齢猫の食事や介護などで気をつけたいこと3つ

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猫の老化のサイン近年、食事の品質向上や医療の発達など飼育環境の改善により、ペットとしての猫の寿命が年々延びています。猫を愛する飼い主にとって喜ばしい限りですが、その分心配なのが高齢による体の変化や病気ですよね。猫は人間のように、白髪やシワが増えるなど、分かりやすく目にみえる形で老いていくわけではありません。そのため、飼い猫が高齢の場合は、毎日よく観察し、少しでも早く変化に気がついてあげることが大切です。
そこで今回は、猫の老化サインや、高齢猫と生活するうえで気をつけたいポイントなどをご紹介します。

 

猫の平均寿命ってどれくらい?

2016年に一般社団法人ペットフード協会が行った調査によると、日本における飼い猫の平均寿命は、室内のみの飼育の場合は15.81歳、外への出入りを可能としている場合は13.26歳という結果となっています。
外に出る猫は室内のみで過ごす猫と比べて約2.5年も寿命が短くなっていますが、これは外に出ると病気にかかりやすくなったり、事故に巻き込まれたりする可能性が高まるためと考えられます。

 

猫の老化のサイン、どんなことを気にするべき?

どんなことを気にするべき?成猫期を過ぎると、7~10歳の中年期、11~14歳の高齢期、15歳以上の後期高齢期へと進んでいきます。個体差はありますが、老化は平均的に11歳頃からみえ始め、早い猫だと7~8歳くらいの中年期からみられるようになります。
しかし冒頭でも触れたとおり、猫の老化は分かりにくく、毎日一緒にいるとなおさら見過ごしてしまいがちです。
では、具体的にどんな変化がみられるのでしょうか?

 

見た目の変化

・被毛の色が薄くなった
・毛量や毛艶が減り、パサつきやすくなった
・痩せてきた
・口臭が出てきた
・お腹がたるんできた
・目やにが増えた

 

行動の変化

・活動量が減り、寝てばかりいる
・決まった場所にしか移動しなくなった
・機敏さが減り、動きがゆっくりになった
・高いところへ上がらなくなった
・おもちゃで遊ばなくなった
・今まで食べていたフードを食べなくなった

 

高齢猫の食事や介護で気をつけるポイントは?

高齢猫の食事や介護で気をつけるポイント11歳を過ぎた高齢猫は、見た目だけでなく体の機能も老化が始まっています。そのため、食事内容にも配慮が必要になってきます。また、高齢期に病気や怪我をしてしまうと、成猫期よりも回復に時間がかかるため、適切な介護が必要となります。
以下では高齢猫と生活するうえでの大切なポイントについてご紹介します。

 

【1】じっくり見る・触る

高齢猫はあまり動かなくなるため、毎日一緒にいても体調の変化に気がつきにくいものです。少しの変化に気がついてあげるためにも、コーミングをしたり、血行改善のためにマッサージをしたりなど、愛猫に触れる機会をなるべく増やすようにしましょう。
その際、体全体をやさしく触り、手足に異常がないか、しこりがないか、どこか腫れている場所などはないかなどをしっかりとチェックします。そうすることで、病気の早期発見にもつながりますよ。

 

【2】食事の改善

高齢猫に与える食事で大切なポイントは「量」「質の高い栄養素」「カロリー・塩分オフ」です。1日の総量を控えめにし、脂肪やナトリウム、たんぱく質などの栄養成分を質の良いものに替え、カロリーや塩分量が低めのものを与えるようにしましょう。
高齢猫は活動量が少ないため、運動量以上のカロリーを取ってしまうと、肥満につながってしまいます。肥満は糖尿病や心臓病のもとになるため、与える量をしっかりと調整することが大切です。

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【3】介護で大切なこと

介護をするうえで、特に気をつけてあげたいのがトイレと寝床です。寝たきりになってしまうと自力でトイレへ行くことができないケースが多いため、トイレの形や置く場所を見直し、できれば毎日決まった時間にトイレへ連れて行ってあげるようにしましょう。
また、動くのが難しい状態になると、常に同じ姿勢で寝ることになってしまうため、床ずれができてしまいます。そのため、定期的に寝る向きを変えて手足をマッサージしてあげて、血行の改善を図りましょう。

 

おわりに

今回は、猫の老化サインや、高齢猫と生活するうえで気をつけたいポイントなどをご紹介しました。
猫は、痛みがあったり多少苦しかったりしても、表に出さず我慢してしまう傾向があるため、毎日側にいても病気や怪我に気がつかないことも多いのです。高齢猫になるとなおさら動く量が減るため、分かりにくくなります。
そのため、中年期~高齢期になったら、愛猫をしっかりと観察し、老化のサインや変化に早めに気づいてあげることが大切です。

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わたしたちは創立1974年以来、愛知県名古屋市内で動物病院ペットの健康管理をトータルサポートし続けています。当院は犬・猫をはじめとする小動物の診療を主体として、トリミング、しつけ教室、ペットホテル、通信販売など、さまざまなペットケアサービスをワンストップで展開しています。
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