2017.11.30しつけ

愛犬と車で出かけよう！犬とドライブするために必要なしつけやグッズは？

犬の飼い主の中には、愛犬と車でお出かけする方がいると思います。旅行や実家への帰省などの長距離ドライブだけでなく、近所へのお買い物の際にも利用されることも多いでしょう。

その一方で、愛犬を車に乗せたことがまだないという方もいるかもしれません。

そこで今回は、犬とドライブするために必要なしつけやグッズにはどのようなものがあるのかをご紹介します。愛犬とのドライブ経験者も、初心者の方もぜひ参考にしてみてください。

犬を車に乗せるためのしつけ

エンジンを切った状態で乗せる

まず、犬を車に乗せるためには、犬が車を怖がらないようにすることが大切です。いきなりエンジンがかかった車に乗せられると驚いてパニックになってしまうため、エンジンを切った車に乗せて様子を見るようにしてください。

褒める

そして犬が車に乗ることができたら、思い切り褒めておやつをあげましょう。「車に乗れたらおやつをあげる」というパターンを何度か繰り返せば、犬は車に乗ることを嫌がらなくなります。その後、エンジンをかけて愛犬のお気に入りの場所へ行ってみてください。最初は無理をせず、近場にしておきましょう。

長い目で見る

1度でうまくいかなかったからといって、焦ったり叱ったりすることは避けてください。「そのうち車に慣れてくれればいいや」というぐらいの、のんびりとした気持ちで犬と接するようにすると良いでしょう。

以上の点に注意すると、犬は車に乗ると楽しい場所へ行けるということを学習し、スムーズにドライブできるようになります。

犬とドライブするために必要なグッズ

ドライブボックス

ドライブボックスとは、犬が車外へ飛び出さないようにするための箱です。中は緩衝剤が貼られており、金具にリードをつなげるようになっています。

ハーネス・ケージ

犬が車の中で勝手な動きをすると、安全運転ができなくなる可能性があるため、ハーネスやケージを利用しましょう。

シートベルトに付けるタイプのセーフティーハーネスを使えば、運転席に遊びに来ることも防げます。また、ケージに入れる場合は、ソフトクレートと呼ばれるプラスチック製の軽いケージは素材が柔らかく、車が揺れても犬の体をソフトに受け止めてくれるためおすすめです。

また、念のためペットシーツやティッシュ、タオル、消臭スプレーなどもあると安心できます。その他にも、酔いやすい犬の場合は酔い止めの薬を用意するなど、飼い犬に合わせたものを準備してください。

愛犬を疲れさせないために

普段車に乗る機会がない犬にとっては、ドライブは非日常の出来事でストレスを感じることも少なくありません。そのため、1、2時間ごとに休憩を取り、余裕があれば少しお散歩をさせるなどして犬のストレスを減らしましょう。もし、車酔いで吐いてしまった場合はティッシュや濡れタオルで始末し、消臭スプレーを使用してください。

車から降りる際は、犬が飛び出すのを防ぐために必ずリードやハーネスを装着してから降りるようにしてください。人間と同じように、犬も長時間車に乗っていると疲れてしまいます。適度な休息を取って、愛犬とドライブを楽しんでください。

おわりに

ドライブを経験したことのない犬とドライブする場合は、まずは車に乗ること自体に慣れさせることから始めてください。車という未知のものが、犬にとって決して怖がるべきものではないことを認識させることが重要です。

そして、実際にドライブをする際には犬が車内で動き回って運転の妨げにならないように、ハーネスやケージなどを利用することをおすすめします。

愛犬とのドライブを楽しいものにするためにも、休憩をこまめに入れて運転者も犬もリフレッシュすることを心掛けましょう。

普段車に乗る習慣のない愛犬にとってドライブは、ストレスを感じる瞬間が多く、心身共に疲れやすくなってしまいます。だからこそ、愛犬をドライブに慣れさせるためのコツやドライブグッズを上手に使用して愛犬とのドライブを楽しみたいですよね。またドライブグッズを利用することで、愛犬が車内を動き回ることが難しくなり、飼い主も愛犬に気を取られることなく運転に集中できるため大変便利です。

しかし車の振動や大きな揺れで、愛犬が車酔いを起こしてしまう可能性もあるでしょう。車の揺れは、ときに人間にとっても辛いものがあります。その際に活用していただきたいのが、犬用の吐き止めです。ドライブの際に小型のタブレットを準備しておけば、小型犬にも簡単に投与することが可能です。愛犬に気持ち良く車に乗ってもらうためにも、吐き止めの使用をおすすめします。

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