2016.10.27暮らし

ブリーダーとペットショップの違いとは?それぞれのメリットとデメリット

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ブリーダーとペットショップの違い

犬や猫などのペットを購入する手段として多く挙げられるのが、ブリーダーやペットショップではないでしょうか。これからペットを飼ってみたいと考えている方の中には、どちらの方法でペットを購入しようか迷っているという方もいると思います。

 

ここでは、そんなブリーダーとペットショップ違いや、それぞれのメリット、デメリットについて紹介しています。

 

ブリーダーとは

ブリーダーとは

少数の種類に絞って動物の繁殖や販売を行う人、またペットショップに卸すことを目的として動物の繁殖を行う人をブリーダーと言います。扱っている動物の種類が少数なので、その動物の種類について詳しい知見を持ち、ペットを育てていく上で分からないことがあったときなどにはアドバイスをもらうことも可能です。

 

加えて販売している動物の親や血統書も実際に見ることができるので、どんな親の元から子どもが生まれたかを確認することもできます。動物が成長した後の姿や性格を想像しやすいことから、ペットを検討する際により詳細な情報を知ることができるという点がブリーダーのメリットと言えます。

 

ブリーダーのデメリットは、1つの施設で育てている品種が少ないため、希少な種類の品種を引き取りたい場合、該当するブリーダーが近くにいないことがあるという点です。地域もさまざまなので、場合によっては遠方まで足を運ぶ必要があるかもしれません。

 

ペットショップとは   

ペットショップとは

ペットショップは動物を卸しているブリーダーからさまざまな種類の動物を仕入れて販売している店舗のことを指します。ブリーダーとは異なり比較的身近にあるため、ペットを購入したいと考えたら最初に足を運ぶ場所でもあります。

 

さまざまな種類の動物を一度に見て決めることができるため、どんな品種を飼いたいかはっきりしていない場合でも検討しやすいという点がペットショップのメリットです。更にペットを購入した場合、同時に飼育に必要となるグッズも購入でき、店舗によっては動物の生命保険に加入することも可能です。

 

しかし、ブリーダーで購入するときのように販売されているペットの親の情報が確認しにくいため、成長後の性格などを知ることが困難という点がペットショップのデメリットとして挙げられます。欲しい動物の血統を必ず確認しておきたいという場合、親の情報を開示している店舗で検討すると良いでしょう。

 

優良なブリーダー・ペットショップを選ぼう

健康なペットを迎えるためには、ブリーダーでもペットショップでも優良な施設を選ぶ必要があります。

 

まず優良なブリーダー選びのポイントですが、動物を飼育している環境は整っているか、交配は動物に負担がかからないように行われているか、病気の治療やワクチン接種は済んでいるかという点に注目しましょう。動物のことを考えているブリーダーは動物の健康管理を徹底して行っているため、購入先としてブリーダーを選ぶ場合はこれらのポイントをよく見ておきましょう。

 

次にペットショップですが、ペットのいるショーケースや店舗内の衛生面に気を配っているか、スタッフが商品に関して知識が豊富かなどといった点をチェックしましょう。不特定多数の人やさまざまな動物が出入りする場所でもあるので、衛生面は重要なポイントです。また保険についての説明や、おすすめの動物病院やペットフードを紹介してくれる店舗も信頼できる店舗と言えるでしょう。

 

おわりに

ブリーダーとペットショップは動物を購入する場所という点では共通していますが、それぞれの施設ごとに特徴やメリット・デメリットがあります。中には悪質な業者もあり、注意が必要です。ブリーダー・ペットショップを問わず、ペットの購入先は事前によく確認し、真摯に対応してくれる場所を選びましょう。

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松波動物メディカル通信販売部本店公式ブログ

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わたしたちは創立1974年以来、愛知県名古屋市内で動物病院ペットの健康管理をトータルサポートし続けています。当院は犬・猫をはじめとする小動物の診療を主体として、トリミング、しつけ教室、ペットホテル、通信販売など、さまざまなペットケアサービスをワンストップで展開しています。
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