2016.10.23しつけ

一人暮らしでも飼いやすい猫の種類＆性別は？おすすめの品種まとめ

猫は犬と共に、ペットとして近年人気が高まっています。

ミステリアスな目、美しい毛並み、なんとも言えない感触の肉球、気まぐれな性格など、猫の魅力は実にさまざま。散歩を必要としない猫は一人暮らしで猫を飼い始める方も多く、今や猫の人気は、犬を飼う人の数に追いつくほどの勢いを見せています。

ここでは、一人暮らしの方におすすめの猫の種類、性別など、飼いやすいと言われる猫の種類についてご紹介します。

飼いやすい猫の種類とは

比較的飼いやすい猫の種類として、アメリカンショートヘアやロシアンブルー、スコティッシュフォールドなどが挙げられます。

アメリカンショートヘアは人懐っこい性格で、他のペットと同居にも向いていると言われています。好奇心旺盛で、猫と思いきり遊びたいという方にぴったりの品種です。

ロシアンブルーはグレーの毛並みにエメラルドグリーンの瞳が美しい猫です。飼い主には従順でほとんど鳴くことがなく、別名ボイスレスキャットとも呼ばれています。マンションなどで猫を飼う場合におすすめの猫種です。

そして、スコティッシュフォールドは丸顔で折れ曲がった独特の耳の形が人気を集めています。性格はマイペースで温和であるため、一緒に暮らしやすい猫種です。しかしスコティッシュフォールドは、先天性の心臓疾患や耳の骨の異常による内臓疾患を引き起こすリスクがあります。

飼いやすい猫の特徴には性格が穏やかな点が主に挙げられますが、実際に猫を飼う際には身体的特徴や遺伝的な特徴などもあらかじめ理解しておく必要があります。

次に、猫の性別について見ていきましょう。

まずオス猫は陽気でやんちゃな傾向が強いと言われています。また遊ぶことが好きな猫が多く、猫と思いきり触れ合いたいという方にはオス猫がおすすめですが、マーキングがメスに比べて活発です。そのため完全室内飼いの場合は、マーキング対策が必要となります。

一方メスは、いわゆる「ツンデレ」な性格が多い傾向にあり、「猫らしい」猫と暮らしたいという方におすすめです。オスよりも比較的大人しいため、初めて猫を飼う方にも飼いやすいと言えるでしょう。

一人暮らしで猫を飼う場合、温和な性格であることはもちろん、飼い主のいない時間をストレスなく過ごせることやブラッシングの頻度なども考慮しましょう。

猫の毛はその長さによって長毛種と短毛種に分けられます。長毛種の猫は毛玉ができやすく、毛づくろいをするときに毛玉を飲みこんでしまい毛球病という病気にかかりやすいという特徴があります。毛玉ができないようにするためには、1日数回に分けてのブラッシングが必要となります。

その点、短毛種ならブラッシングは1日1回で十分という猫が多いので、忙しい一人暮らしの方にもおすすめです。そんな中で、アビシニアン、マンチカン、アメリカンショートヘアなどが短毛種で人気を集めています。

アビシニアンは甘えん坊で人懐っこく、あまり鳴くことがないので昼間家を空けておいても安心です。マンチカンは手足が短くて見た目がとてもかわいらしいので、見ているだけで癒やされます。アメリカンショートヘアも人懐っこくて優しい性格なので、多頭飼いにも向いている猫種と言えます。

一口に猫といっても、さまざまな種類や性格があります。そんな中、一人暮らしで猫を飼うなら温和で人懐っこい性格をした、ブラッシングの回数が1日1回ですむ短毛種の猫がおすすめです。

また猫の性格には品種によって傾向がありますが、もちろん個体によっても差があります。実際に一緒に暮らす猫を探すときには、ペットショップに足を運んで探したり、スタッフやブリーダーの意見を聞くことも大切です。

わたしたちは創立1974年以来、愛知県名古屋市内で動物病院ペットの健康管理をトータルサポートし続けています。当院は犬・猫をはじめとする小動物の診療を主体として、トリミング、しつけ教室、ペットホテル、通信販売など、さまざまなペットケアサービスをワンストップで展開しています。