2018.01.24食事

猫がぐったりしている、元気がないときに考えられる病気のサイン

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猫の病気のサインいつも元気に走り回っている猫が、急に部屋の隅でじっとしているととても心配になりますよね。猫は表情などで体調を読み取ることができないため、病気で元気がないのか、単に疲れているだけなのかを判断するのは難しいものです。
そこで今回は、猫の元気がないときに考えられる病気のサインや見分け方などをご紹介します。

 

早期に病気のサインに気がつくためには

飼い猫の様子の変化に、早期に気づいてあげるためには、猫の生活リズムや特性をしっかりと把握することが大切です。
以下のことを意識しておくと、病気の早期発見につながるほか、動物病院で診てもらう場合にも重要な情報となるため、なるべく毎日確認するようにしましょう。

・1回の食事で1度に食べるフードの量
・便や尿の排泄の量や色、1日の回数
・1日のうちで走り回ったり、遊びに夢中になったりする時間の割合

その他、目やにの量や色、鼻の乾き具合、せきやくしゃみの回数など、ご自身の猫が元気なときの「通常の状態」を詳しく把握しておくと、変化に気がつきやすくなります。

 

飼い主が確認すべきポイントとは?

飼い主が確認すべきポイント猫がぐったりしている際に、飼い主が確認すべきポイントがいくつかあります。
まず以下の点を確認し、異常があるようなら早めに動物病院を受診することをおすすめします。

 

1.体温

猫の体温は人間よりも高く、平熱であっても38.5~39度くらいあります。
まずは抱きかかえて体全体が熱くなっていないか、冷た過ぎないかどうか、体温を確認しましょう。

2.食事の量

もし、猫が発熱によってぐったりしている場合は、食欲もないことが多いため、いつ頃から量が減り始めたのか、全く食べなくなってどのくらい経ったのかなど、食事の回数や量などもチェックしておきましょう。

 

3.骨や筋肉

猫は痛みを我慢してじっとしている場合もあります。猫を膝の上に置き、頭部、手足、背中、お腹など、パーツに分けてゆっくりと優しく触りながら、骨や筋肉などに異常がないかどうかをチェックしましょう。
猫は痛みがある部分を触られるのを極端に嫌がる傾向があるため、触ったときに鳴いたり抵抗したりする場合は、そこが患部である可能性があります。

 

4.呼吸の仕方

心臓や肺、気管支などの異常が起因で呼吸が速くなり、苦しくて動かなくなるケースもあります。見るからに呼吸が荒い場合はもちろん、呼吸音が大きい場合や、呼んでも目を開けない場合は緊急性が高いため、すぐに動物病院へ連れて行くようにしましょう。

 

性別や年齢別に考えられる病気のサイン

性別や年齢別に考えられる病気のサイン猫に 元気がない場合、どんな病気にかかっているのかを判断するのは、なかなか難しいかもしれません。
しかし、かかる可能性のある病気に関する知識を持っておくと、兆候に気づきやすくなるため、早期発見につながるでしょう。

 

メスの猫に多い病気

子宮がんや子宮蓄膿症、乳腺炎などにかかりやすいといわれています。
初期段階では食欲も元気もなくなります。おっぱいやお腹にしこりや腫れがないか、乳首から血や膿が出ていないかもチェックしましょう。

 

オスの猫に多い病気

代表的なものとして、尿石症や尿道閉塞が挙げられます。
いずれも元気がなくなる前に食欲の低下や嘔吐などがみられるほか、排泄時に鳴いたり、トイレに行くのに尿が出なかったりなどの兆候がみられます。普段から尿量や尿の色などを把握しておきましょう。

 

子猫に多い病気

離乳したばかりの子猫は、免疫力が低いため病気にかかりやすい傾向があります。
特に注意したいのが、回虫や条虫などの内部寄生虫です。その他、ウイルスによる呼吸器感染症や猫伝染性腹膜炎(FIP)などもかかりやすいといわれています。
いずれも食欲がなくなるほか、発熱や下痢、嘔吐、お腹が張ったりするため、しっかりと観察することが大切です。

 

高齢猫に多い病気

多くの高齢猫に発症しやすいのが腎臓の病気です。高齢になるにつれ腎臓機能が低下し、老廃物が体内に蓄積しやすくなるため、腎不全などを引き起こしやすいのです。
また、足腰の骨の強度も弱くなるため、飼い主が気づかない間に骨折したりヒビが入ってしまったりしている場合もあります。動かない時間があまりにも多い場合は、抱きかかえて全身をチェックしてあげましょう。
 
高齢猫は子猫や成猫と比べると活発に動く時間が少ないため、多少動かなくても気がつきにくいものです。
しかし、病気によって元気がない場合は、食欲低下、水を飲む回数やトイレの回数が増える、嘔吐、口臭、体重減少などの症状が出てきます。
しっかりと観察し、早めに気づいてあげることが大切です。

 

おわりに

今回は、猫の元気がないときに考えられる病気のサインや見分け方などをご紹介しました。普段から寝てばかりいる猫でも、もしかすると病気で動けなくなっている可能性があります。
早期発見のためにも、普段から愛猫の様子をしっかりと観察し、変化に気づいてあげることが大切です。
今回ご紹介したチェックポイントを参考に、異常を感じたら早めに動物病院を受診するようにしましょう。

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わたしたちは創立1974年以来、愛知県名古屋市内で動物病院ペットの健康管理をトータルサポートし続けています。当院は犬・猫をはじめとする小動物の診療を主体として、トリミング、しつけ教室、ペットホテル、通信販売など、さまざまなペットケアサービスをワンストップで展開しています。
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