2017.12.25暮らし

犬用ベッドとマット、犬の寝床にするならどちらがおすすめ?

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犬用ベッドとマット部屋の中で暮らす犬たちには、夜眠る時だけでなく自由にくつろげる「自分の場所」である寝床が必要です。自分だけのスペースという意味合いを示すにも便利な寝床ですが、犬用のベッドとマット、どちらが適しているのでしょうか?

 

犬用のベッドやマットを使っていますか?

普段から部屋の中を自由に行き来している犬であっても、何かあった時などに安心して休ませることができる場所が必要です。
小型犬の場合はサークルや大きなケージにトイレのスペースを作り、犬用のベッドを一緒に用意していることが多いようです。一方、大型犬の場合は部屋の一部に犬用のマットを敷くことで、犬が自由に眠ったり休んだりするスペースを作っています。

 

犬用のベッドとマットはどう違うの?

犬用のベッドとマットの違い犬の性格や好みによって、寝床として使うベッドやマットに求めるものが違うようです。
犬用のベッドは眠る場所としての意味合いだけでなく、守られている安心感もあります。犬用のベッドはふわふわしたやわらかい素材が多いため、寒い冬場は暖かさも魅力の1つでしょう。汚れたら簡単に洗濯できるものが多いので、清潔面でも安心です。
見た目にもかわいいデザインが多いので、選ぶ楽しみもあります。
犬用のマットはフラットなデザインが多く、寝る場所というよりも「テリトリー」のような意味合いが大きいです。犬用のマットは高さがないので部屋の中に置いても圧迫感が少なく、風通しが良いので暑い季節や大型犬に向いています。
フラットで出入りがしやすいので、段差を嫌がるような犬の場合にはマットのほうが良いでしょう。こちらも洗える素材を選び、こまめに洗濯して清潔に保ちます。

 

あなたの犬はベッド派?マット派?

ベッド派?マット派?犬用のベッドとマット、寝床にするにはどちらが向いているのでしょうか?
どうしても迷う場合には、犬用のベッドとマットの長所と短所を挙げてみると分かりやすいでしょう。その上で飼い主の利便性と犬の好みを考慮して選ぶと良いかもしれません。

 

犬用ベッドの良い点と困る点

犬用ベッドの良い点は、ドーム型のものや犬が潜り込むことができるデザインが多いことです。見た目に楽しいものやかわいいものがいろいろあり、インテリアとして楽しめるものもあります。洗いやすい素材なら洗濯が簡単にでき、汚しても安心ですね。
困るのは、大型犬に合う犬用のベッドは種類が少ないこと、保温性に優れたものが多いため夏場には向いていないことなどです。また、目立つデザインで存在感を主張し過ぎる場合もあります。
しかし、犬が寒がりの場合や「ベッドはかわいく目立つほうがいい!」と考える飼い主には問題ないことなので、困る点について全部がデメリットとは言い切れません。

 

犬用マットの良い点と困る点

犬用マットの良い点は何と言っても、フラットで出入りがしやすいことです。
高さがないので部屋においても圧迫感がなく、大型犬や足腰の悪い犬や老犬には向いています。風通しが良いので夏場の寝床には特におすすめです。
困る点は、ベッドに比べて厚みがないので、犬用ベッドと比べると犬の体に負担がかかるかもしれません。
また、周りから丸見えなので怖がりの犬にとっては安心できる寝床にはならない可能性もあります。その場合はマットの一方を壁につけるようにして設置するなどして、愛犬にとって少しでも落ち着ける場所になるよう工夫することで解決するでしょう。

 

おわりに

一般的には小型犬には犬用ベッド、大型犬には犬用マットを用意することが多いようですが、どちらが良いかは、犬の性格や健康状態、そして季節などによっても異なります。愛犬にはどちらが適しているか、今回の記事を参考に考えて、快適な寝床を用意してあげてくださいね。

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松波動物メディカル通信販売部本店公式ブログ

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わたしたちは創立1974年以来、愛知県名古屋市内で動物病院ペットの健康管理をトータルサポートし続けています。当院は犬・猫をはじめとする小動物の診療を主体として、トリミング、しつけ教室、ペットホテル、通信販売など、さまざまなペットケアサービスをワンストップで展開しています。